おはようございます!
ご無沙汰ブログです。
日本に帰ってきてからバタバタしておりました。
一気に現実に引き戻され、ヨーロッパにいたのが嘘だったんじゃないか!!
と思うほどでしたが、少し落ち着いたのでアイルランド、イギリス生活1年1ヶ月を振り返ってみたいと思います。
1年前、音楽活動をするために右も左もわからないままダブリンへ飛んで行きました。
期待と不安でいっぱいでしたが、無事ベビーシッターの仕事も見つかって、音楽活動もできて、素敵な出会いもたくさんあって、、一言では表せないくらい素晴らしい経験をさせてもらえました。
はじめはイギリスへ行きたかったけど、ワーホリビザも落ちるし、学生ビザで働けないし、お金がない私たちにとって、アルバイトは必須だったので、とりあえずイギリスに一番近い英語圏の国ということでアイルランドを選びました。
そんな安易な理由で選んだアイルランドだったけど、音楽活動もできたし、そこでしか見れない感動的な景色や、人々の温かさ、文化の違いに触れて、アイルランドが好きになりました。
また必ず戻ってきたい!
でもやっぱりバンドするならロンドン!
ざっとまとめると、、、
日本だとこの歳でバンドやってたらダメだとか年齢のことを言われることがあるけど、ロンドンは、どんな人も夢を追いかけてる、歳を聞かれたことないし、絶対に続けてねってみんなに言われます。おじいちゃんがブルースとかオープンマイクでやってるのを見ると、かっこいいなぁって思うし、そんなおじいちゃんでさえまだ夢を追いかけてるのです。
あとオリジナル曲の需要が高い。
カバーやればもちろん盛り上がりますが、レストランとかでもオリジナル曲やって盛り上がるし、いいものはいいっていってくれます。
ライブハウス入場料が安い!もしくはタダ!
ミュージカルとかオペラも安いし、大英博物館とか美術館もタダのところが多いですが、音楽も同じです。だから友達も呼びやすいし、みんなお酒にたくさんお金使っていくし、いい循環だなって思います。
日本だったら安くても前売り券1500円+ドリンク代500円とかですもんね。それでお目当の演奏しかみないで帰っちゃう、、みたいな、高いですよね。。
ロンドンだったらそれだけ払ったらいいとこのアーティスト見れちゃうよ!
ミュージシャンがお金を払うシステムがない、むしろお金もらえる!
日本は1回のライブでバンドマンが3〜4万くらいノルマを課されますが、
ロンドンでは入場料3£とか取る時は、そのお金をミュージシャンに還元してくれるんです。
場所や日によっても違うけど、少しでもいただけたら、お金のないミュージシャンのビール代くらいにはなりますよね、ありがたや。
リスナーが芸術鑑賞に熱心。アート、ダンス、音楽、大道芸人、その他前衛的なものも、みんな真剣に聞いてくれます。やってる側はやっぱり気持ちいいですよね笑。会場がいい雰囲気のところが多いです。
ストリートライブで稼げる!それだけで生活してる人もいるし、CD売れるし、実際にそこで映画音楽の話をいただいたり、レコーディングやライブハウス情報もらえたり、いい出会いがたくさんありました。
飲み屋にライブハウスが併設されているところが多くて、飲む人は飲む、聴く人は聴く、みたいに自由に行き来できて、お客さんを呼ばなくてもすでにいる!というのがよかったです。
PAさんの音がかっこいい!がっつり音だしてくれるし、センスがいい人が多かったです。
基本的にアーティストのレベルが高い!オープンマイクレベルで普通にデビューできるんじゃないかって人がいっぱい。
夏フェスが小さいのから大きいのまでとにかくたっっくさんある!
帰り間際にイベントに誘われるようになって、来年また帰ってくるねっていってなくなく断念。
オープンマイクが毎日いろんなところであって、毎日ライブできる!
ヨーロッパツアーが簡単にできる!
世界中のアーティストと出会える!
音楽と関係ないですが、緑が多い!都心に代々木公園くらいの公園がたくさんあるし、木、木、木!どこを通っても緑があって気持ちよかったです。
こんな感じで、イギリスはバンド活動しやすい!!
日本のいいところもたくさんあるので、日本でも活動していきたいですが、
ロンドンに住んでみて、イギリスと日本の距離も縮まったし、これからも行ける機会があればイギリス、アイルランドにもライブしにいきたいなぁ〜
そんなわけで、
日本から応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
途中くじけそうになっても温かい声をかけていただいたおかげでここまで乗り切ることができました。
おかげさまで目標だったフェスに出演!も2つ叶えることができたし、現地の人との繋がりもできて、Tecimericoさらなる1歩を踏み出して、これからも夢を追い続けて頑張っていきたいと思います!!
今日はあまり写真なしの文章をタラタラとかいてしまいましたが、
最後に、写真を。。
海外からの友達がさっそく日本に遊びにきました。
ペルー人のアルフォンソ。
彼の日本語の先生をダブリンでやっておりました笑。
最後になりましたが
Tecimerico、作曲家、ボーカリストの大和女幸としてこれからも音楽活動がんばってまいりますので今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます!!!
長い文章おつきあいいただきありがとうござました!!