今日、廣瀬裕子さんの「サヨナラ」という本を声に出して朗読してみた。
そのタイトルにあうBGMをかけながら朗読した。
そうしたら不思議と涙が出てきた。とまらなかった。
こうやって涙を流したのはいつぶりだろう。。
素直な気持ちになれた。悲しくもなったし、温かくもなった。
そうしたら、ふと高校時代の思い出がよみがえってきて、
そのときの思い、楽しかったこと、後悔したこと、青春時代の何ページもが頭の中をよぎって
あ、なにか書かなくちゃと思って、そのときの気持ちをノートに書きとめた。
私が大学の卒業論文の小説でも書いた、あるひとつのテーマが浮かび上がった。
それは「人と人の関係」だった。
すごくアバウトなテーマだけど、私はこうやってずっとこのテーマについて
とらうまのように関っていくのかもしれない。
今となっては、そんなテーマに正面からぶつかっていけるようになったけど、
いまだに高校のときのことを思い出すと、すこし胸が痛む。
私は幸せな高校時代を送った方だと思う。
でもなにかいつもひっかかるのがそれだった。理由は自分でもわかっている。
大学のときは恋と友情の話からそのテーマについて小説を書いたけど、
時間ができたら、また違う観点から見た「人と人・自分と人」について文章を書いてみたいと思う。